海外の人を対象とし、「太鼓道」の指導を目的とした、
太鼓コースを開催(2002・03・04・05・07・08・10・11・12・13・14・15年)
アイルランド、オーストラリア、アメリカ、ドイツなどから海を越えて、技、太鼓道の習得に、多くの外国人が福井市獺ヶ口(旧美山町)の道場にやって来た。
今年はドイツ(フランクフルト)『桜の木太鼓』、オーストラリア(アデレード)『熱いの太鼓』、アメリカ(ニューメキシコ)『ニューメキシコ太鼓』などとすでにチーム結成し、演奏活動されている人達の参加もあった。
福井市内のホテルに宿泊し、毎朝道場まで通い、着替えの後全員で精神統一し、太鼓道のこだわりの一つである座禅を組む。道場の床は檜、腰板は美山杉である。その中でロウソクをつけ、畳、座布団など、日本情緒豊かに雰囲気もよく、外の自然の音、匂いを感じながら。
海外の人にとっては、この毎朝の座禅も、このうえない御馳走であったようだ。体は大きく、足も長く、とても座りにくそうな格好ではあったが、何かを学ぼうと氣を強く発散させた座りであった。
朝から夕方まで一緒に過ごし、日を重ねる毎に全員の和も広がり、お稽古の中身がとても濃くなっていった。
今までの講師リズ・ウォルターより、イタリアジェノバ響心道のキアラ・パリシィ−さんに引き継がれ、日本語の達人である為に、太鼓の真髄まで話す事が出来たようだ。
|