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心を共振させる「太鼓道」追求
華道、茶道、剣道、柔道、合気道…等々。古来からの伝統文化には、日本の心を受け継ぐ「道」がある。これすべて日本人の生きる礎である。この道の教えを守り受け継ぐ、我が「太鼓道場」が美山に誕生した。
自然との対話ができる美山町に!
和太鼓の演奏がある、和太鼓を習っている、和太鼓を見に行く─などと和太鼓界の中には《道》がついていないことに気付いた私は、この《道》にこだわりを持ち続け、私が開設するなら《教室》ではなく《道場》であるとの想いや夢を実現させたもの。
礼儀に始まり、礼儀に終わる
道場では、お稽古の前には必ず座禅を組み、己を見つめ直し、精神統一をはかる。道場への入退場の際には、必ず合掌一礼をし、入場は左足から、退場は右足からと礼儀作法の一つとして定めている。
こういったいろんな事、すべて心からが大切で、真摯に心より行動する者だけが上達も早まるものである。
日本の魂を和太鼓に託し、ただひたすら叩き続ける。一つひとつのお稽古を無限に重ね、《一生燃焼》《一心一打》、一人一人が打ち手の心を、氣を放ち渾身の力を込め、今でしか打ち出し得ない彩を、想いを、描くように打ち鳴らし、その音、響きは永遠に継がれます。
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